被せ物の色合わせ

こんにちは。藤沢の歯医者「おだがき歯科クリニック」歯科衛生士の竹内です。

ついつい毎日のブラッシングが不十分になってしまい、定期検診を怠ってしまった結果、
残念ながら大きめの虫歯の治療をすることになってしまった場合、クラウンと呼ばれる金属の被せ物を製作して装着する治療方法となることが多いのですが、

どうしても大きな銀歯は目立ってしまうので、
処置を行う際に、自由診療にはなりますが、セラミックを使用した被せ物を治療方法を選択肢としてご提案することがあります。

セラミックは審美的に優れた材料で、天然歯に近い色を再現することが出来ます。

また、どうしても審美的な側面に意識が行きがちですが、セラミックは歯垢(プラーク)が付着しづらく、虫歯や歯周病予防の観点からみても優れた材質を持っていると言えます。

当クリニックでは、通常シェードガイドと呼ばれる歯の色のサンプルを元に患者さんの歯と近い色を選択して色合わせを行い、歯科技工士さんにオーダーをかけるのですが、
実際に歯の色はひとつの歯でみても所々色は違っていて、はっきりと一つの色に限定するのは難しいケースは意外と多かったりします。

そのようなときには、患者さんの歯をカメラで撮影し、歯科技工士さんに該当歯だけでなく周囲の歯の色を含めてチェックしてもらい全体的に見たときにキレイに見えるように色調を調整してもらうようにしています。

保険治療の場合でも前歯など特に目立ちやすい所は表の部分のみですが白くすることが出来ます。
材料は、水分を吸収するため時間経過と共に変色のしやすい硬質レジンと呼ばれる樹脂を使用することになりますが、
勿論、同じように写真撮影を行い色合わせをすることが出来ます。

せっかくキレイな歯が入ると思ったのに、思っていた色と違ってがっかりした経験はないですか?
当クリニックではそういったことがないように色合わせは歯科技工士さんと連携をとり、患者さんにご満足頂けるように努めています。