こんにちは。藤沢の歯医者「おだがき歯科クリニック」の小田柿です。
ゴールデンウィークが明け、当院は開院8周年を迎え、9年目の診療がスタートしました。
昨年度は新規スタッフの採用や育児休暇からの復帰などがあり、人員体制が充実した一年となりました。一方で今年度は、約5年にわたり当院を支えてくれた歯科衛生士が退職することとなり、少し寂しさも感じております。
昨年は人員体制の充実により、患者さんのお話をこれまで以上に丁寧に伺う時間を確保することができました。今年度は昨年より1名少ない体制にはなりますが、昨年入職した歯科衛生士も1年間で当院の診療スタイルにしっかり馴染み、業務にも習熟してきております。そのため、診療体制は概ね維持できる見込みであり、引き続き患者さんとのコミュニケーションを大切にしながら診療を行って参ります。
診療面では、開院以来「歯周病治療に重点を置いた診療を行う」という基本方針を変えることなく続けております。
その中で近年、当院で特に活躍している機器が、約3年半前に導入した「スプラソン P-MAX2」という超音波スケーラーです。使用頻度の増加に伴い、先日2台目を増設致しました。

P-MAX2は、歯周病治療に使用する薬液を用いながら歯のクリーニングを行うことができる医療用機器です。歯周ポケットの深い部分まで薬液を届かせながら洗浄を行いやすく、歯周病の原因となる細菌へのアプローチが期待できます。

当院には、長期的なメインテナンスで通院されている患者さんが多くいらっしゃいますが、進行した歯周ポケットが残存しているものの症状が安定している方に対して行う、再発予防を目的としたケアである“SPT(Supportive Periodontal Therapy:歯周病安定期治療)”で継続的に通院されている患者さんも、開院当初と比べて増えて参りました。こうした症例では、深い歯周ポケット内部まで薬液洗浄を行いやすいP-MAX2を活用する機会が増えております。
また、重度歯周炎や歯根破折など、一般的には抜歯が選択されるケースであっても、全身疾患など健康面の問題から抜歯が困難な場合や、抜歯によって義歯(入れ歯)が避けられないものの、現状では日常生活に大きな支障がない場合などでは、患者さんに十分なリスクをご説明した上で、可能な限り歯の保存を試みることがあります。
そのような長期的な維持が難しいと考えられる症例においても、P-MAX2を使用したクリーニングは一定の効果を得られていると感じております。
開院当初から大切にしている「患者さん一人ひとりに寄り添う診療」という姿勢を忘れず、9年目も地域の皆様のお力になれるよう、スタッフ一同日々研鑽を重ねて参ります。
今後とも、おだがき歯科クリニックをどうぞ宜しくお願い致します。

