はじめまして。藤沢の歯医者「おだがき歯科クリニック」の院長の小田柿です。
夢であった地元藤沢での開業にワクワクしつつも、地域の皆様に私の歯科医院が受け入れられるのかドキドキしながら日々オープンの準備を進めております。
そんな、おだがき歯科クリニックがどんな歯科医院を目指していくのか。まずは、そのお話からさせていただけたらと思います。
皆さんは、どんな時に歯医者さんに行こうと思いますか?
「お口の中にトラブルが起きた時に受診する」と言う方が多いのが今の日本の歯科事情の現実です。
しかし、2016年に発表された日本歯科医師会の調査報告によると過去1年以内に歯科検診(健診)を受けている人は約半数(49.0%)というデータがあります。 歯科受診のきっかけは、「痛み・腫れ・出血があったから」(32.3%)に続き「定期的に通う(チェック)時期だったから」(31.9%)、「過去の治療箇所の不具合が生じたから」(23.7%)とあり、
5年前(2011年)のデータと比較すると「定期的に通う(チェック)時期だったから」が20.6%→31.9%と増加しており、まだ過半数は超えているものの「具体的な痛みや症状を実感したら受診する」という人は減り、口の中の病気予防や健康チェックのために受診する人が増えています。
当院の基本的な治療方針としましては「包括的な治療」をご提案致します。
よく患者さんから「とりあえず今痛い所だけの治療」を希望されることがあります。お仕事やご家庭の事等様々な事情があっての事でしょう。
しかし、まず私たちは「患者さんの将来を見据えた治療」をご提案させていただきます。
ただ今痛い所だけを治療する方法ですと、それが次の大きなトラブルに繋がったり、更に目先の治療をしてしまったことで、将棋倒しのように次々トラブルが起き、それでも同じような治療を繰り返すと、結果「詰み」の状態になり何も治療が出来なくなってしまうことがあるのです。
ですので、お口の中を包括的に捉え「今は痛くない所」も含めた理想的な治療方針をご提案させていただき、その上で予算や時期を患者さんとご相談して「目標とするゴール」を決めてから治療をスタートするように致します。
その為、治療する箇所の順番が患者さんの希望する順番でない場合もありますので、その際は何故その順番を薦めるのかご説明させていただきます。また、理想的な治療を行う為に初回の来院時は検査のみとなる場合や一度の来院で治療時間が長く掛かる場合もあります。そして、予定していた治療が終わり「ゴール」まで達した後も、状態の維持や予防の為に必ずメインテナンスを受けることをお伝え致します。
患者さんの御理解とご協力なくしては、私の目指す治療は実現することはできません。あなたのお口の中がいまどんな状況なのか、それをわかりやすく丁寧に御説明させていただくことを大切にしていきたいと考えております。
それでは、それでは皆様にお会いできる日を楽しみにしております。